サプリメントの摂り方・製品の選び方等ってちゃんと知ってる?実は・・・ってこともあるので少しお勉強しよっ!

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果がなければ「サプリメント(栄養補助食品)」とは言えません。日本においては残念ながら粗悪品も数多く出回っていますが、全てがそうだ!とは言えないかと思います。日本国内においても、製品作りに力を注いでいる企業もあることでしょう。
では、その中から自分がどこか1つを選ぶとしたら何に注意して選択したらよいのでしょうか?そのポイントを以下に述べていきます。

1.成分表示を明確にしているか?

サプリメント(栄養補助食品)のパッケージに内容成分が表示されているか確認しましょう。表示自体がないものは論外ですが、企業側にとって良い物(都合のいい情報)のみを表示している場合もあるので注意が必要です。
最近では、インターネット上で製品の詳細な情報(内容成分)を提供している企業もありますのでそれをチェックしてみるのもいいでしょう。愛用者本意で品質にこだわって製造している企業であれば、必ずそういった内容成分に関する詳細な資料があるはずです。インターネット上で内容成分の情報が公開されていなくても、問合せ窓口などで内容成分の情報が提供されているか聞いてみてもよいかと思います。
情報開示(詳細な内容成分の情報)を積極的に行っている企業(メーカ)は、製品そのものに自信を持っています。そういう企業(メーカ)の製品こそ、選ぶに値する良質なサプリメント(栄養補助食品)とtopへ言えるのです。

2.天然栄養素で作られているか?

サプリメント(栄養補助食品)には、自然の食品から抽出されて、それが凝縮されて製品になる場合もありますし、全く自然でないものから合成的にビタミンの分子として作られるものを扱っているメーカーもあリます。
自然界からとったものは「ナチュラルベース」と呼ばれますが、食品とは全く無関係なものから化学的に合成されたものは「ナチュラルベース」とは言いません。ただ分子の形としては、ナチュラルなものと全く同じように作られていますし、一般的な話しとしては安全性から見ても特に問題はないようです。しかし、効き目という面では少し話が違ってきます。サプリメント(栄養補助食品)の粗悪品では、小麦粉やデンプンなどが基材などとして使われていたり、食べやすくするために人工香料などの添加物を混ぜていたりするため、アレルゲンの原因となる可能性もあり、その結果品質的に問題が生じることもあります。化学合成されたものは、本来人間が口に入れるべき自然界からの食品ではない、と私は考えています。人間は太古の昔から今日に至るまで自然の食物を摂取することで進化し、繁栄してきました。科学が発達して、食品を様々な形で加工したり、薬として新しく生み出しても、体は一朝一夕にはそれに対応することはできないのです。人間には「受容体」と呼ばれるセンサーがあり、体に取り込まれたものが、有益なものか否かを判断し、有害であれば体外に排泄しようとする能力を持っています。
「ナチュラルでなければ栄養素は体内で働かない。細胞にある受容体が合成物の吸収を阻害するので摂取したところで意味がない。これは人間が持っている自己防衛本能である」と栄養学の権威マイケル・マレー博士(ワシントン大学)は説いています。一番身近な「ビタミンC」を例に取りたいと思います。
今市場に出ているビタミンCのサプリメントの90%は「トウモロコシの糖分」から作られています。残りの10%が「柑橘系のフルーツ」とか、「アセロラ」とか、それが一番ナチュラルなソースとして市場に出ているビタミンCです。
後者の方にはビタミンCだけではなくて、「フラボノイド」という、本来はビタミンCと一緒に存在することが多くて、私たちの体内で一緒に仕事をする栄養素が含まれています。ですから、フラボノイドがビタミンCと一緒に入ったようなビタミンC剤を摂った方がより良い効き目を期待できると言われています。
残念ながら、市場に出ている90%の、トウモロコシの糖分から作られたサプリメント(栄養補助食品)には、ビタミンCの吸収率を上げ、効き目をアップすると言われる「フラボノイド」は含まれてはいません!
もう一つは人工のものは、生体で利用されない“向き”の構造のものも生成してしまうようです。ビタミンCの場合には、「L-アスコルビン酸」といいますが、これは“L”型の向きを持ったもので、人体に利用されるものです。人工的に合成する場合、これの鏡で映した鏡像のような立体構造をもつアスコルビン酸も出来てしまってもなんの不思議もありませんが、これは人体での代謝活動には利用されないばかりか、悪さもするようです。
なぜかというと、結晶状態の大きさに違いがあり、吸収率や生理活性が違うようなのです。ビタミンCに関して言えば、同時に含まれるビタミンPの属する成分の働きが、ビタミンCの働きに大きく影響しているようですが、天然のものはほとんどの場合、同時に存在するようです。

※天然栄養素と合成栄養素の違い
 ・合成栄養素は一般的に白っぽいが、天然栄養素は白っぽいが複雑な色をしている。
  ・合成栄養素にはあまり匂いがない。
  ・天然栄養素で作られたサプリメント錠剤は一般的に大きく、合成栄養素で作られた
   topへサプリメント錠剤は小さいものが多い。(ハート型や星型など複雑な形をしている)

3.原材料や製品そのものが新鮮かどうか?

品質の高い優れた製品は「優れた原材料」があってこそ初めて成り立ちます。日本の多くのメーカ製サプリメント(栄養補助食品)は、原材料を入手してから実際に製品が消費者の手に届くまで、なんと1年以上も経過しているものが大半を占めるのです。

大量生産・低価格を実現するには、どうしても原材料を大量に買い付け、ストック(保管)する必要があるのでしょう。しかし、長期保存された原材料では「酸化」や「腐敗」「カビ」などの発生もあり得ます。結果、それらを抑えるために「防腐剤」を使ったり、いろいろな混ぜ物を加えていては、いくら天然栄養素から作られたサプリメント(栄養補助食品)だとうたっていても、実際の品質は劣っていて意味がないでしょう。

何ヶ月もドラッグストアの店頭に並んでいたり、倉庫の在庫の山から取り出して販売されるような、ホコリのかむったサプリメント(栄養補助食品)は選ぶに値しないものであることは明白です。

原材料が天然であることはもちろん、その仕入れから生産、そして流通までのサイクルがなるべく短い、つまり生鮮topへ食品のような「新鮮なサプリメント(栄養補助食品)」を選ぶことをお薦めします。

4.余分な物が入っていないか?

本来サプリメント(栄養補助食品)は天然栄養素のみで構成されるべきものですが、防腐剤、砂糖、スターチ、塩分、麦芽、イースト、コーン、ミルク、大豆抽出物、人工香料、合成着色料、といった天然栄養素以外のものが含まれている粗悪なサプリメント(栄養補助食品)は摂るべきではありません。なぜなら、この不必要な成分がアレルギー誘発物質となってアレルギー症状を起こすといったケースも考えられるからです。

また、サプリメント(栄養補助食品)の錠剤を作るには、一般的にぞうねん剤や乳化剤といったものを混ぜて固めますが、粗悪品の中には7〜8割がぞうねん剤で作られていて、栄養素がほとんど含まれていないものもあるのです。「ショ糖脂肪酸エステル」が代表的な合成物です。高いお金を払って、微々たる栄養素しか含まれないサプリメント(栄養補助食品)では、いくら摂っても効果は期待できないのは明らかです。

最近はサプリメント(栄養補助食品)の錠剤自体の形や大きさも変化に富んでおり、女性向けにおいしそうな色や香りをしていたり、飲みやすく小さい粒状であったり、ハートや星のような複雑な形をしたものさえありますが、このようなバリエーションに富んだサプリメント(栄養補助食品)は、裏を返せば「人工香料」や「合成着色料」「ぞうねん剤」を多く使っている傾向にあるため、あまりお薦めはできません。(効果を期待せず、お菓子感覚でサプリメント(栄養補助食topへ品)を利用するのであれば話は別ですが・・・)

5.どのような加工法で作られているか?

日本の多くのサプリメント(栄養補助食品)は、大量生産・低価格化を実現するために、製品の製造過程において「高温加熱処理」されることが多いと聞きます。摂氏55度以上の温度による加熱処理は、大切な栄養素や有益な酵素の60%を空中離散させてしまいます。

良質なサプリメント(栄養補助食品)は、天然の栄養素以外に、栄養素の体内吸収率を100%に近づけるため「酵素」を有効活用しています。

例えば、サンマに大根おろしをかけて食べると、大根の中に含まれるシスターゼ(アミラーゼ)という消化酵素が働くことで、サンマの消化吸収を助けてくれます。煮た大根とサンマでは、このような効果は期待できません。それは、摂氏37度以上の温度で加工されたものは、酵素が壊れてしまい、酵素の有効性が失われてしまうからなのです。

よって、「酵素」が死なない(活性作用を失わない)人間の体温に近い、35〜37度あたりの温度帯で「低温処理」によtopへって十分な時間をかけて製造されたサプリメント(栄養補助食品)を選ぶことをお薦めします。

6.きちんと溶けるように作られているか?

サプリメント(栄養補助食品)は摂取した後、どれだけ体内で吸収され、有効利用されるかでその製品の質がわかります。効果あってこそサプリメント(栄養補助食品)と言えるのですから、当然といえば当然です。

しかし、天然栄養素以外の余分な物(ぞうねん剤や人工香料、合成着色料など)がたくさん入った粗悪品は、ただでさえその1粒に含まれる栄養素が少ないのに、吸収される栄養素はさらに微々たるものとなることでしょう。

質の高いサプリメント(栄養補助食品)では、体内に十分吸収され、有効活用されるよう、消化・吸収を助ける「酵素」類が配合されているなどの工夫がされており、体内でどれくらいの時間で溶けるかが明確にうたってあるサプリメントtopへ(栄養補助食品)を選べば間違いないでしょう。

7.他の有益な栄養素が入っているか?

栄養素は一般的に、それ(栄養素)単独では体内へ吸収されにくく、他の栄養素があって初めて体内に取り入れられます。これはビタミンとミネラルの関係を指しています。

例えば、「骨粗しょう症」予防にカルシウムを摂ろうとした時、カルシウム単体のサプリメント(栄養補助食品)を摂っても、血液中のカルシウム濃度は一時的に高まりますが、本来吸収して欲しい骨自体にはカルシウムだけでは取り込まれないのです。その時ビタミンDがあって初めて骨へ吸収されるのです。

よって、ある特定の栄養素不足(例:鉄分不足による貧血やビタミンC不足による壊血病)に陥っている場合を除いては、体内に吸収されやすい工夫がされ、いろいろな他の栄養素が組み合わされた、総合的なサプリメント(栄養補助食品)を選ぶべきでしょう。マルチビタミン系サプリメントであれば、多くの栄養素をカバーしているので安心です。

合成栄養素で作られたサプリメント(栄養補助食品)はビタミン単体で作られているケースが多く、摂っても100%体内に吸収されないため、無意味であるばかりか、それを排泄するために肝臓や腎臓に逆に負担をかけてしまうたtopへめ注意が必要なのです。

8.製品の品質管理は徹底しているか?

製品がどうやって作られているか、言い換えれば、その製品の製造過程においてしっかりとした品質管理がされているか、ということも良質なサプリメント(栄養補助食品)選びの重要なポイントとなります。

製品によっては、製造のみ外部のメーカに委託しているところもあります。外部委託することがダメというわけではなく、大切なのはきちんと品質管理がされているかどうかです。日本においても雪○乳業のように、自社工場にて製造していても品質管理の徹底がなされていない残念なケースがありました。サプリメント(栄養補助食品)も最終的に私たちの口に入るものですから、きちんとした品質管理がなされている工場にて製造されるべきでしょう。あくまで目安ですが、自社工場にて製造していること、別機関より定期的なチェックを受けていること、これも良いサプリメントを見topへ分ける1つの判断材料となることと思います。

9.他社にはない製品特徴を持っているか?

これまで、良質なサプリメント(栄養補助食品)を見分ける様々なチェックポイントを述べてきたわけですが、これらをクリアした製品が仮に複数あった場合、最後の決め手となるのが、この「オリジナルな製品特徴を持っているか?」です。

つまり、含まれている栄養素などが他にはない「オリジナル」のものであるといった、他社にはマネが出来ない特徴を持っているか、ということです。これは製品そのものの「最大の売り(アピールポイント)」となるところでしょうから、製品選択の決め手になることは間違いないでしょう。

以上の9つのポイントをしっかり押さえ、自分にあった良質なサプリメント(栄養補助食品)を是非見つけて下さい。効果があってこそ「本物のサプリメント(栄養補助食品)」です。これからは「自己の健康に積極投資する時代」です。単なる値段や宣伝文句に惑わされることのないよう、良質なサプリメント(栄養補助食品)を見極める力を身に付けましょう。

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Last update:2017/2/14

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